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先延ばし癖と完璧主義の関係性から自分の生きづらさを考える。

「先延ばし癖をなんとかしたい・・・」

 

これは僕の本当に長年の悩みです。

 

仕事に限らず、日常生活のあらゆることを先延ばしにしてしまう。

自分が楽しいなと思えることはさっと動けるのに、少しでも面倒くさいなと思ってしまうことに関しては、よほど重要なことでもない限りは本当に動けません。そしてどんどんと先延ばしにしていって、いつもぎりぎりになるか、最悪は手遅れになることも。

 

これにはどうやら僕の昔から自覚がある「完璧主義」によるところが大きいようですね。

そこで先延ばし癖と完璧主義との関係性をたどれば、自分のこの生きづらさの解決策も見えてくるかもしれないと考えています。

 

ということで今回は、先延ばし癖と完璧主義の関係性から自分の生きづらさを考えるということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう。

 


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先延ばし癖と完璧主義の関係性を考える

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先延ばし癖と完璧主義の関係を調べていくと、やはりなかなかに深い心理や問題が隠れていますね。

それは主に以下のようなものです。

 

・完璧に思えるまで行動できない
・失敗をしたくない
・自分でハードルを上げてしまう
・結果にこだわりすぎる

 

順番に見ていきましょう。

 

完璧に思えるまで行動できない

常に完璧を求めるあまり、自分が完全に納得できるまで物事を始められない、少しでも不安や不満を感じたらその物事への意欲が一気に低下してしまうなど、まさに僕も実感している完璧主義ならではの生きづらさを強く感じる部分ですね。

ゆえになかなか物事に取り掛かることができず、結果として先延ばしとなってしまう。

 

また、一つの物事に取り掛かったら取り掛かったで、もちろんそこでも完璧さを求めてしまうので、結果として他のやるべきことにまったくと言っていいほど取り掛かれなくなってしまうこともあります。

 

やらなければいけないことを一つ先延ばしにすると、すぐに2つ3つとそれが重なっていき、タスクが増えれば増えるほど心理的負担は重くなり、もうどうせすべてを完璧にこなすことはできないという思いから、今度はそこから逃げ出す逃げ癖が出てしまうこともありますね。

 

失敗をしたくない

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完璧主義の背景として、幼少期の環境や体験などから、必要以上に他者の評価を気にしたり、絶対にミスをしたくない、絶対に恥をかきたくないという心理状態にある人は多いです。

このことは僕も本当に自覚をしています。

 

他人にミスを指摘されたり、人前で恥をかいたりすることが本当に苦手で、自分をなかなかさらけ出せないことが多いですね。

また、仕事だけでなく、普段の人付き合いの中でも、他人にどう思われるかというようなことをあまりにも気にしすぎることもあって、いつからか人とかかわるのも苦手に思うようになっていきました。

 

ミスや失敗をしたくないという心理は、行動して何かしらの結果が出てしまうことに非常に敏感になってしまう。そのこともまた、物事を先延ばしすることに繋がっているんですね。

 

自分でハードルを上げてしまう

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常に物事をやるからには完璧にやらなければいけないという、強迫観念ともとれるその心理的重圧は、本来簡単に取り掛かれるはずのものであっても、自分自身でそのハードルを高くしてしまうんですね。

 

「そんな簡単なこと、さっさとやってしまえばいいのに」

他人から見たら本当にそう思われることでも、僕にとっては本当に負担に感じることがあります。

確かに最近はこういったことを学ぶようになったおかげもあって、なんでも自分自身で難しく考えすぎたり、いかにうまくやるかということにこだわりすぎてしまう癖があるな、ということをよく実感できるようにもなりました。

 

結果にこだわりすぎる

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最後の項目ですが、結果にこだわりすぎてしまうことも先延ばし癖の原因だといえます。

 

とりあえず終わらせておけばいいというような簡単な仕事や物事であっても、本当に細部まで何度も確認したり、その後の結果の良し悪しについて必要以上に気になってしまう。

それゆえに、良い結果が出そうにないというような物事に関して、最初から大きな拒否反応が出てしまうんですね。

そうなると、そういったものはすべて後回し、つまり先延ばしとなってしまうと。

 

こうやって見ていくと、完璧主義と先延ばし癖の関係性は思ったより深いものがあるとあらためて感じています。

 

先延ばし癖を改善するには

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先延ばし癖と完璧主義の関係性がよく分かったところで、最近僕が意識して実施している、先延ばし癖の改善方法についてもお話しておきますね。

 

例えば物事を、ダメもとでいいから始めてみる。

これは物事への取っ掛かりを早くしたり、どんな結果が出るにせよ、まずはやるべきことを一つずつ片付けていく(消していく)という心理的負担を軽くするための考えですね。

あとは面倒だなと思うことでも、一部分だけでもすぐに片付けてみる。そうすることで残りの作業が減って、次も心理的に取り掛かりやすくなります。

 

他にも、その物事をやることで自分に起こるメリットを明確にすることや、逆に期限通りにやれなかった場合のデメリットを紙に書き出すなどの方法で、常に締め切り時期を意識し続けるというようなこともやっています。

 

少しずつですが、そうやってやるようになって、一つの物事をいつもより早く終わらせると、本当に気がラクになるという、小さな成功体験も積んでいっている最中です。

これがまた、なかなか気持ち良いんですよね。

なるほど、いつでもさっと動く人の理由もなんとなくわかってきたぞと。

そういったある意味訓練のような、体験の積み重ねも今の僕には必要なんじゃないかと思うわけです。

 

そうやって意識して、完璧主義と先延ばし癖の両方が少しでも改善していけばいいな、いや、改善できるように頑張ろう。最近はよくそのようなことを考えています。

 

おわりに

先延ばし癖のおかげで、いろんなことがうまくいかなかった経験があります。そしてその背景には完璧主義による心理的重圧も少なからず抱えていたと。

でもそのことが分かれば、これから意識して改善していくこともできると考えていますので、自分が何かしら人生において生きづらさを感じていることがあるならば、その都度こうやって分析してみるのも本当に大事なことなんだなと思います。

 

理由は分かれば改善の余地はある、ということですね。

 

もしあなたも先延ばし癖について悩んでいるならば、その背景に完璧主義が関係してはいないか、また、それを少しでも改善するにはどうすればいいか、といったことを今後も僕と一緒に考えていきましょう。

 

少しでも人生がうまくいくようにね!^^

 

 

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それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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