「先延ばし癖を本気でなんとかしたい・・・」
本当にもうこれは僕の一生のテーマかとすら思っていますよ。
やらなきゃいけないことは頭の中にずっとあるのに、とにかく行動ができない。動き出すまでにめちゃくちゃな時間がかかってしまう。
そうこうしているうちに、やらなければいけないことがさらに2つ3つと積み重なっていって、よけいに行動できなくなってしまうという本当に悪循環をずっと経験してきています。
ちなみに、思い切ってそれらの物事を一つだけでも片づけると、本当にすっきりとした気分にもなるんですけどね。それも経験からよく分かっている。
にもかかわらず・・・。なんですよね。本当に、にもかかわらず。
この先延ばし癖は僕の長年の悩みなのですが、今こそこれを解決するためにできることは全部やってみようといろんなことを模索して実践しているところです。その中でも効果があったものを書いていきますね。
ということで今回は、先延ばし癖を治す方法11選について書いていますので、一緒に見ていきましょう。
先延ばし癖を治す方法11選
先延ばし癖を改善するために僕が今実際に実践している中で、少なからず効果を実感している方法11選は以下のことです。
順番に解説していきますね。
まず小さなことだけやる
完璧主義の僕の悪い癖は、物事を大きくとらえすぎてしまうことです。
とても小さくささいで簡単なことであっても、「やるからには完璧にやらないと」とか、「もう少しきちんと調べてからやろう」などと考えてしまうんですよね。
そうこう考えているうちに、手が付けられないまま、一日また一日と過ぎていくわけです。
すぐやる人から見れば、「なんでそのくらいのことさっさとやらないの!?」と思われることでしょう。
だから悩んでいるのですよ。アハハハ・・・ハア
本当にここからなんです。ここからなんとかしたい。
そこで最近では、やるべき物事のほんのさわりの部分、つまり本当に簡単で小さなところだけでもいいからやり始めるということを意識しています。
なんというか、とりあえず全体を見ないというか、一気に全部はやらなくても別にいいというふうに考えること。
例えば今この文章を書いていますが、実際に文章を書こうと思っても、なかなか手がつけられないということも何度もあります。
そして一度間が開いてしまうと、どんどんと腰が重くなっていくだけということも経験からよく分かっています。
だからこそ、例えばこの文章であれば、まずタイトルだけ書いてみるとか、始めの書き出しの一行だけ書いてみるとかですね。
本当に、まずはそれだけやってみる。
そこで終わってもいいから、とにかくちょっとだけやる。
すると不思議なことに、すらすらと次の行そのまた次の行へとすらすらと進めて行けたりするんですよね。
不思議と言っても、これは実際に脳(の側坐核という部分)を刺激して、脳にやる気を出させるためのかなり優れた方法として、本などでもよく紹介されていることなんですね。
確かにこれは僕も効果を実感しています。
大きく重たく感じる物事でも、最初の取っ掛かりさえできれば、走りだせる。思ったより軽快にね。
これは意識しておくとかなり使える方法です。
完璧を目指さない
これこそがまさに完璧主義の弊害ですよね。常に完璧を目指してしまうこと。
完璧でなければいけないという、強迫観念ともとれるのものに、随分と長い間支配されてきたという実感があります。
完璧を目指すがゆえに、簡単には動けない。非常に物事が面倒に感じてしまう。ゆえに、取り掛かれないと。
これに関しては、心理的な問題もあると思うので、僕はこう考えるようにしましたよ。
「完璧なんてものはもともとできないことである」、「60点ぐらいの出来でいいからまずやろう」、「他人の評価を気にするな」と。
こういった言葉を自分に言い聞かせて、心理的ハードルを下げるようにしています。
確かに、自分でいくら完璧に物事をやったつもりでも、他人から見ればどうにも見られますし、どうとでも言えますもんね。さらに言えば、自分がそのとき完璧だと思って書いた文章だって、時間が経てば、自分自身でなんだこれということなんてざらにありますからね。
その時その時にこだわりすぎていてはいけないということです。完璧ではなくその時の最善であればOKという考え方をするようになりました。
心理的ハードルを下げて、どんどん足取りを軽くしていきましょう。
やる目的を明確にする
何か物事に取り掛かる際、それをやったらどうなるのか、どんなメリットがあるのか、それをやることで何が得られるのか、というようなことを明確にしておくということですね。
先延ばしにしていると、当初の目的を見失ってしまったり、忘れてしまったり、あるいは最初の熱意やモチベーションがなくなってしまうということもありますからね。
僕はこの対策として、メモやノートに目的を忘れないように書き込むということをやっています。
時折それを見返すことで、「よしやるぞ」という気持ちにさせてくれますからね。
やらないデメリットを明確にする
次はやる目的とは反対に、やらなかった場合のデメリットについてもしっかり考えておくということですね。
この仕事や物事を期限までにやれなかったら自分にどんな不利益があるかとか、どんな問題が発生するのかというようなことを明確に、かつ、リアルに想像することで、「ケツに火をつける」という意味もあります。
自分にとって嫌な事態はなるべく起こってほしくはないですからね。
その前に動かなきゃと自分のケツを叩いています。
期限を明確にする
ケツに火をつけるという意味では(ケツケツ言ってすみませぬ、お尻のほうがいいかな、いやまあそれはどっちでもいいか)、期限を明確にしておくことも重要ですね。
確かに本当にもうやらないとまずい、つまり実際におケツに火がついた状況になれば、意外とスッと動けることも多いんですけどね。問題は期限が長いものや、いつでもいいものに対して、本当に放置癖を発揮してしまうこと。
だからこそ、しっかりと期限を明確に決めてしまうということを意識するようになりました。
それこそ、期限よりずっと前に終わらせてしまったりすると、その後はそのことについて考えずに済みますからね。この心理的負担の軽減効果は大きいですよ。
あとはそれをいかに習慣づけるかが大事かなと思います。
すぐやるのが当たり前。そのほうが気持ちいい。ということを自分の脳に繰り返し理解させてあげるのがいいかなと考えて実践しているところです。
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よく寝ること
これはメンタル面で注意していることです。
やっぱり睡眠は大事ですね。
睡眠不足だと本当にやる気が起きなくなりますし、そのときの先延ばし癖のパワーたるや、ものすごいんですよ本当に。(とはいえ何もしないだけなんですけどね)
先延ばし癖を改善するために、より健康と睡眠にも注意を払うようになりましたよ。
自分の寿命を考える
先ほどの、期限を明確にするという話と似たところもあるんですが、自分の寿命を意識するということもやっています。
これは特に目先の物事ではなくて、自分の人生の中でやりたいこと、達成したいこと、なりたい自分があるならば、「いつかは」「そのうち」と考えたままにするのではなくて、具体的に行動を起こしていこう、そのためにやるべきことをさっさとやろうという考え方です。
このとき、自分の寿命にも必ず限りがあるということや、あるいは思わぬ事故や病気になることもあるのだということをしっかり意識することで、「今やらなきゃ」という思考にさせるというわけです。
僕ももうれっきとした中年ですからね。本当はすでに先延ばしにしている時間なんてないのかもしれない。
そう考えると確かに行動意欲も湧いてくるってなもんです。
誰かに目標を伝える
人生の中で明確にやりたいことややるべきことがあるならば、それを誰か、自分の大事な人や信頼できる人にその目標を伝えておくというのも効果的ですね。
人は誰かに宣言することで、自分自身が奮い立たせられるということも多くありますから、ぜひ自分が目標を達成したときに一緒に喜んでくれるような人に話しをしておく手もある、ということも覚えておきましょう。
僕も本気で決めた夢や目標を家族には話してあります。
そうすることで、簡単に物事を諦めないようになったり、「うだうだ言ってないでもうやらなきゃな」というような気分にさせてくれますからね。
すぐやる人のまねをする
少し前の話なんですが、僕があるとき、物事をすぐやる人といたときの話です。
その人は他の人にちょっとした頼まれごとを受けたみたいだったんですが、「あ、ちょっと待ってね」と言って、ものの1分ほどでその小用を片づけていました。
僕はそれを見て、「え?もう終わらせたの?」とあっけにとられてしまったんですよね。僕なら間違いなく、後回しにしていた要件。なぜなら、いつでも良さそうなものだったから。
別に僕といるのにどうのという話では一切無くて(そこはそういう仲なので問題なく)、とにかく、早い。圧倒的に僕との差を感じましたね。
なるほど、そうすればもう頭の中でその件を覚えておくこともないし、つい忘れてしまって相手に迷惑をかけたり、相手の信頼を失うこともない。「こやつ、できるわい・・・」と思ってしまったんですよね。
これは本当に良い勉強になりました。
「なるほど、そうやるのね」と、素直に取り入れようと思ったのです。
あなたの周りにも、もしそういう「すぐやる人」がいたらぜひ参考にしてみてください。
自分のやりたいことをやる
そもそも、やらなきゃと思うことをやりたいことにシフトしていくという考えや行動も大事ですね。やりたくないことはやっぱり気も腰も重くなってしまいますから。
なかなか物事に手がつけられないのは、できればやりたくないことばっかりがある環境になってしまっているからかもしれません。
できるだけ自分が好きなことややりたいこと、あるいは得意なことを織り交ぜて、なるべくやる気が出やすいように生活基盤から見直していくということも必要かもしれませんね。
仕事のやり方を部分的に変えてみたりして、僕もできるところからやってみています。
自分の信念を持つ
最後の項目ですが、しっかり自分の信念を持つことも大事だと考えています。そしてその信念や自分の人生の目的を基に、物事を取捨選択していくということ。
これはやる、これはやらない、これはやりたい、これはやりたくない。そういった自分の本音を大事にして、できる限り自分が生きやすいように、人生を根本から作り変えていくということが必要なときもあるかもしれません。
わがままな話かもしれませんが、それこそ自分の人生ですから、そこは必要以上に他人に好かれようとも思わなくていいし、必要以上に他者の評価を気にすることもない。
あまりにも他人軸で生きてしまうと、気がついたら自分の周りにはやりたくないことばかりが集まってしまうということもあるでしょうからね。
僕も本気で先延ばし癖をなんとかしたいと考え続けた先には、「まず自分の生き方をなんとかする必要があるな」と、そんなことを少なからず考えるようにもなりましたよ。
自分の人生のどこに問題があるのかというところまで掘り下げて考えていくこともまた、長年の悩みである先延ばし癖を、根本から解決するためには大事なことなのかもしれませんね。
おわりに
長くなりましたので、もう一度先延ばし癖を治す方法11選を書いておきますね。
あなたに当てはまるもの当てはまらないものはあるでしょうが、もしも思い当たる節があればぜひ参考にしてみてくださいね。
僕も引き続き実践を続けます。
先延ばし癖を改善して、すぐやる行動力のある人になれるようにお互い頑張りましょう。
さあやるぞー!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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