「完璧主義をやめたい・・・」
悩ましい問題ですよね。
僕自身、長い間この完璧主義がゆえに、仕事や私生活、人間関係において、どうにもうまくいかないことがたくさんありました。
その理由が完璧主義によるものだったということに気がついたのは、随分時が経ってからなんですが、せっかく気がついたのであれば、なんとかしてこれをやめたい、できれば治したいと考えています。
そんな僕が完璧主義をやめるための実践をする中で、実際に効果を感じられていることについて、お話ししますね。
ということで今回は、完璧主義をやめたい僕が実践している、完璧主義をやめる方法について書いていますので、一緒に見ていきましょう。
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完璧主義をやめる方法
僕が完璧主義をやめるために意識して実践しているのは、以下のようなことです。
いろいろありますが、順番に解説していきますね。
考えすぎをやめる
まずはこれですね。
完璧主義であるがゆえに、あらゆることを想定したり、細かいことにまでこだわって考えすぎてしまうこと。
そこで必要以上に時間を費やしてしまうこともあれば、考えることにつかれてしまって、行動力まで低下してしまう。その結果として先延ばし癖がさらに強くなってしまうこともあると。これは問題ですよね。
ですので、あえて考えることを途中でスパッと断ち切ることを意識しています。
深く考えること自体は悪いことではないですし、完璧主義がゆえに他人が考えないリスクまで想定できたりする長所もありますので、そういった良い部分は残しつつ、決断を早くするといったイメージですね。
考えすぎて思考の沼にハマっているな。あるいはまた、やらなきゃいけないことが滞ってきているなと感じたら、ある程度答えが出た時点で考えることをやめ、同じことについて何度も確認しすぎないようにします。
これを意識することで、物事に取り掛かるスピードが上がったと実感していますよ。
完璧などないことを意識する
何でもかんでも完璧にしよう、完璧にしたい、完璧にしなきゃいけない、などと考えてしまうのが完璧主義ですが、実際のところ何もかも完璧にすることなんてできないんですよね。
自分が完璧だと思ったところで、他人から見ればそれは全然完璧ではないかもしれないし、もっと言えば、見方次第でどうとでも言えてしまう。
つまり、現実的に考えてそもそも完璧なものなんて作れないし、完璧を求める必要もないということ。もちろん時と場合にもよりますけどね。
例えば僕が今書いているこの文章。
もっと良い言い回しがあるんじゃないか、もっと伝わりやすい表現があるんじゃないか、もっとうまく書く人もいるというのに・・・。
実際にそんなことを考えてはいますよ。
でもね、そもそも誰にとっても完璧なんてものはないし、できない。そう割り切ったほうがよほどラクだったんですね。
どんな文豪が書いた文章だって、気にいる人もいれば気にいらない人もいるというのに、自分は何を目指しているんだってね。
そこで、完璧ではなく最善を目指すようになりました。
自分の中で、そのときの最善を尽くせればOKという考え方ですね。
これによって、物事に取り組むスピードや、仕事をこなすテンポも改善してきましたよ。
間違いや失敗に気づいたら、それはそのときにしっかり対処すればいい。慎重すぎたり、ありもしない完璧を追求し続ける必要なんてないということが分かりました。
他人の評価を気にしすぎない
これはまさに完璧主義の大きな問題となるところですよね。他人の評価を必要以上に気にしてしまうということ。
他人に良い評価をされたい、指摘されたり恥ずかしい思いをしたくない、そう考える気持ちが強すぎて、常に完璧を求めてしまう。本当に僕のあるあるです。
でもね、さっきも言いましたが、結局完璧なんてないんですよね。特に他人から見れば、というより、人によって見方も言うこともまるで変わる。だからそんなものすべてに対応するなんてことは到底できないし、これを必要以上に考えていてはいけない。
考えれば考えるほど、行動ができなくなってしまいますからね。
ということで僕は、もっと自分に自信を持つことにしました。そして自分は自分、他人は他人という考えも持つようになりました。
そして自分が他者に迷惑をかけたり、特に悪いことさえしていないのであれば、他人から何を言われてもそれはその人の意見だと考えるようにもなりましたよ。一応意見の精査はしますけどね。
とにかく必要以上に他者の評価を気にすることをやめることで、強すぎるこだわりや自意識がすっとほぐれるようになったことを実感しています。
他人に期待しすぎない
完璧主義の長所として、例えば仕事の完成度が高いというものもあります。
しかし問題は、自分に厳しいのはもとより、他人にも厳しく、自分と同等の完璧さを求めてしまうこと。
これによって必要以上にイライラしたり、悩んだりすることもあれば、人間関係がうまくいかなくなるという弊害を招くこともあります。
僕も数々やってきましたよ。心当たりはいっぱいあります。
だからこそ、あえて他人に期待しすぎないという考え方を実践するようになりました。
これによって、例えば期待以上に他人が動いてくれたときには素直に「ありがとう!」という気持ちにもなりますし、反対に他人が自分が思った行動をしてくれなかったとしても、「ま、そうだよね」とすぐに自分を納得させることができ、ストレスの緩和にもつながっていますよ。
適当さを意識する
完璧主義の逆はなんなのかと考えてみたら、それは適当さかなと考えています。
0か100か、白か黒かの思考をやめて、不完全なものや状況をできるだけ認めるように意識しています。
そんなときに使えるのが、「ま、いっか」や「どうでもいっか」などの適当さ全開の言葉を発するという行動ですね。
そりゃあいつもいつも適当では、ただのいいかげんな人になってしまいますから(デフォでそんな人もいますよね)、最低限の水準はキープしつつ、完璧までは求めないという感じですね。
何かに執着しすぎているなと自分を客観視できたときには、「ま、いっか」と言ってみる。これによって必要以上にこだわりすぎることや、熱くなってしまうこと、さらにそこから行動できなくなることなどが改善しましたよ。
こういった言葉には、ふっと心が軽くなる効果がありますね。
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自分を褒める
意識して自分を褒めるということもしています。
決してナルシストな話ではなく、要は今までは完璧にできない自分をダメだと思っていたところを、「ここまではできているんだから良いじゃないか、だからもうちょっと頑張ってみよう」みたいなポジティブな考えを持つことですね。
完璧じゃなきゃダメ、完璧じゃなきゃ意味がない。
そんな思考で自分自身を随分苦しめてきた気がします。
それを解放してあげましょう。それが自分を褒める、認めるということ。
自分のできていないところばかりを見るのではなく、できているところをしっかり評価してあげることですね。
それこそ他者の評価に振り回される必要もなければ、そもそも完璧なんてものは存在しないのですからね。
すべては考え方次第なところもありますから。
自分をしっかりと褒めてあげて、自信を持つことを意識していきましょう。
目的を確認する
最後はこれですね。
完璧主義がゆえに細部のことに固執しすぎてしまって、行動ができなくなってしまったり、本来の目的を見失ってしまうということがあります。
そんなときこそ「ま、いっか」という気持ちも持ったりして、本来の目的を再確認するということを意識しましょう。
後は本来のその目的に従ってやるべきことの優先順位をつけたり、期限を明確に設定したりして、やるべきことを淡々とこなしていくように僕も心がけています。
こうすることでまた立ち止まってしまっている自分を客観視することができますし、やるべきことが明確になることで、作業に迷わず没頭できるようになるといったメリットがありますよ。
おわりに
長くなったのでもう一度まとめますね。
完璧主義をやめるために僕が実践していることです。
- 考えすぎをやめる
- 完璧などないことを意識する
- 他人の評価を気にしすぎない
- 他人に期待しすぎない
- 適当さを意識する
- 自分を褒める
- 目的を確認する
今回は以上ですね。
完璧主義の弊害はいろいろありますが、僕が本当に悩んでいるのは先延ばし癖と行動ができなくなってしまうことです。
今回の施策はこういったことにも関係することですので、今後も実践を続けていこうと考えていますし、また新たに発見したことがあればこのブログで報告しますね。
それではお互い柔軟にいきましょう!^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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