「そもそも僕はなんで完璧主義者になったんだろう・・・」
まあぶっちゃけ、言うほど何かを完璧にできているわけでもないんですけどね。
ただ、長年生きてきた中で、どうしてもうまくいかないことと完璧主義であるということが結びついてしまうことが多いと感じていますので、僕の中ではこれが大きな悩みとなっているというわけなんです。
例えば先延ばし癖や、ぎりぎりになるまで行動できないことなどが真っ先に挙げられます。
ただ、そういった自覚があるならば、少しでも改善したいという思いもありますので、あらためて自分が完璧主義の性分になってしまった原因を把握して、可能であればこれを克服するための解決方法を考えていきたいと思っています。
ということで今回は、完璧主義の原因とその解決方法について書いていますので、一緒に見ていきましょう。
スポンサーリンク
完璧主義の原因
完璧主義となってしまう原因として、よくあるのが以下のことですね。
一つずつ見ていきましょう。
幼少期の家庭環境
まずはこれですね。幼少期の家庭環境がそうさせていることが多いという理由。
例えば勉強やスポーツ、あるいは習い事などで一生懸命頑張っても、親にきちんと評価されたり褒められたりということが少なく、むしろそれでは足りない、もっと頑張らないといけないと言われ続けてきたというようなケース。
一生懸命努力したという過程を見てもらえず、結果だけで評価されてしまうことが多かったパターンですね
他にも、ささいな失敗やミスをした際に、厳しい言葉や強い圧力で叱られるというようなことが多くあったケースなど。
幼少期にこういったどこか偏りのある不安定な環境で育つことで、自己肯定感が低く、過度に失敗や恥をかくことを恐れ、伸び伸びと自由奔放に行動できない大人になってしまうということがあるんですね。
また、常に誰かの評価を気にするあまり、仕事も私生活もいつでも100点でなければダメだ、100点以外はすべて0点だという、白黒思考で物事を考えやすくなってしまうことも。
うーん、まさに僕にも心当たりがありますよ。
あまり言いたくはないですが、父親が常に否定的な考え方をする人間で、子供ながらによく心を痛めることが多かったです。
うちは暴力こそ目立ってはなかったものの、人によっては精神的なことも含め、もっと明らかな虐待と呼べる行為を親から受け続けて育ってきたという人も少なからずいることでしょうからね。そのつらい心中は察します。
いずれにしても、幼少期に偏った家庭環境にあると、人格的に完璧主義が形成されていくということが往々にしてあるということですね。
対人関係のトラウマ
幼少期には家庭環境が人生の大きな割合を占めますが、さらにはその上に学校や社会での対人関係で発生したトラウマも関係していることがあるといいます。
例えば他人に自分のミスや失敗を笑われたり、バカにされたりしたという経験ですね。
こういったことが積み重なると、やはりどうしても他者の視線や評価というものを事細かく気にするようになってしまい、それが自分の思考パターンとして根付いてしまうということがあります。
例えば自分では一生懸命描いたつもりの絵をバカにされたり、太っていることや足が遅いことを笑われたり。
ああ、僕もいろいろ思い出しますね、これも。
ましてや、自分ではどうしようもないことでいじられたり、いじめられたりなどということがあれば、健全な自己肯定感や自尊心の育成に大きな悪影響が出ることは容易に想像ができますよ。
今となっては、ですけどね。
幼少期や若いときにはそこまでのことは考えられませんでしたから。
今こうして多くのことを学ぶようになって、ようやく理解できるようになってきたことは多いです。
本人の性質
完璧主義となってしまうのは後天的な要素も多いですが、やはり生まれつきの自分自身の性格や性質というものも関係がないとは言い切れませんね。
例えば人一倍真面目で几帳面な性格の人だったり、正義感の強い人、他にも生まれ持ったその人の特性や気質というものもあるのでしょう。
これも僕は自分ながらに、納得できる点は多いです。
自分の幼少期の性格や行動なんかを親から聞くと、几帳面で何となくそのような節というか傾向もすでにあったのかなとも思います。
スポンサーリンク
完璧主義の解決方法を考えよう
完璧主義となってしまいやすい原因や傾向がある程度把握できたところで、次はその解決方法について考えていきましょう。
今回の本題は、完璧主義がゆえにどうしても自分自身に生きづらさを感じてしまう部分をなんとかしたいということですからね。
これにはやはり結局自分自身の考え方も大事なんじゃないかなと考えています。
僕にも親のことを始めとして、いろんな人間関係がありますが、やっぱり他者を変えるということはできません。また、そのことを巡り巡って考えてみると、結局のところ自分自身の自意識や考え方が、自分の完璧主義をより強固なものとしてしまっているということにも気がつけます。
だからこそ、このように考えてみるのはどうでしょう。
多分このままいくとあと数百行は続いてしまうと思うので、いったん止めますね。
僕が自分自身によく投げかけている言葉です。
僕も自分の完璧主義について長く悩んできましたが、結局のところ自分の考え方次第なところも多々あるのではないかという結論に達していて、過去の環境がどうだったのであれ、これからの人生をうまくやっていくことを優先したいと考えています。
過去のことは過去のこととして、別に今ではある程度自分にとって煩わしいと感じる人間関係は清算してきたし、悩み続けるよりもできるだけ前を向いて行こうというわけですね。
上記のようなことを考えながら、几帳面で完璧主義の良いところは残しつつ、あとは良い意味で「はい適当適当ー!!」と唱えながら生きています。
もっと自分に自信を持てばいい。
他人よりうまくできることもいっぱいあるじゃないですか。完璧主義ゆえにね。僕も今までもそういった経験はたくさんありますよ。
そういった、できることにもっと自信をもって生きればいい。
できることをもっと伸ばしていけばいい。
すべてを完璧にしようなんて思う必要はないんですよ。
すべてを完璧にしようと思ったところで、無理ですからね。自分では完璧だと思っていても、他人から見たらどうにでも見えてしまいますし、どうにでも言えてしまう。そのどうでもいい他人の意見や評価にいつまでこだわっているの?いつまで気にしているの?という話なんですよね。
開き直ればいいんですよ。
悪いことでさえなければ、他人にどう思われようが知ったことかとね。
それはその人の感想でしかないわけですから。
その人がそのとき機嫌が悪かっただけかもしれない。
そんなものにいつまで心を乱される必要があるってね。
なんとなく、そんなことを考えるようになると、今まで自分が細部までこだわりすぎていたり、他人にどう見られるかと気にしていたことがですね、「ま、どうでもいいか」となってくるんですよ。
心が少し軽くなる。
そうすると、不思議と行動する気になったり、今まで先延ばしにしていた物事に取り掛かろうという気にもなってくるんですよね。
この効果は非常に大きい。
それに、言っても僕たちは完璧主義ですからね。ある程度適当にやっても、案外良い仕事になったり、物事が良い形に収まったりするもんなんですよ。
それこそがまさに完璧主義の長所じゃないですか。
だから、恐れずにいきましょう。
細かいことを気にせずどんどん前に進んでいけばいいんですよ。
それがまた自分の力となり、自信につながり、前向きな思考になっていきますから。
これが僕の考える、完璧主義の解決方法です。
おわりに
完璧主義に関わらずですが、こういったメンタルに関することは一筋縄ではいかないことは多いですよね。
でも、自分の中でなんとかしたいことがあるならば、少しでもなんとかしていきたいじゃないですか。その気持ちだけはいつでも忘れずに持つようにしています。
もし僕の経験や学んできたことが、少しでもあなたの参考になればうれしいです。
ぜひ今後も一緒に人生勉強していきましょう!^^
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
スポンサーリンク
コメント